個人が銀行からお金を借りる場合、まず思い浮かぶのが住宅ローンや車のローンです。しかし最近、銀行は住宅や車のローンだけでなく、個人向けのローン商品展開を積極的に行い、新規顧客を取り込もうとしています。

その一例が「借換ローン」「おまとめローン」と言われる商品です。消費者金融と提携、あるいはグループ企業化し、その膨大な顧客データを利用して、新規顧客の拡大をはかっています。利用者にとっては複数の借入を一本化することで計画的な返済計画を組むことができますし、消費者金融に比べて低い金利で借入れできるメリットがあります。

銀行にとっては、顧客の資金計画を手助けすることで信頼感を得て、将来的な住宅ローンや個人年金、保険などといった金融サービスの潜在顧客をつかむことができます。現在の経済状況は物価の上昇に比例して給与額が増えているという実感が感じらず、生活を助けるために無担保キャッシングを利用している人は大勢いますが、「借換ローン」や「おまとめローン」は、利用者と銀行双方にメリットをもたらしてくれるのです。

返済計画は保守的に

お金を借りたら、必ず返済する時がやってきます。どのぐらいの期間で、いくらずつ返していくか、借入する前に計画しておく必要があります。まず一括で返済するか分割して返済するかを決めます。

ボーナス等で一括返済を計画する場合でも、現在の経済状況下では100%あてにはできないというリスクを考えておく必要があります。分割返済の予定なら、毎月いくらなら返せるか、正確に算定しておきましょう。

大雑把な返済計画は必ずと言っていいほど途中で無理が生じてしまいます。会社員など毎月の給与収入がある場合、ボーナスや残業手当など変動する可能性のある項目は除いて考え、病気やケガ、冠婚葬祭など予定外の支出にために取っておきましょう。

返済に回す金額は、毎月固定的に支給される金額の中から計算していきます。家賃や光熱費等の支出は削ることができませんので、あらかじめ差し引いておきましょう。このようにして毎月自分が自由に使える「可処分所得」を把握し、この可処分所得の中から返済に回せる金額を決めていきます。